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成人の血管の総延長は約9万km、なんと地球を2周する距離をさらに超えます。この血管を体重の13分の1にあたる量の血液が血流となって廻ります。 血液は体を作る細胞を養い、リンパ液は病原体の感染を防ぐ役割があります。心臓から送られた血液は動脈によって毛細血管の領域にまで届けられます。そこでガス交換や物質代謝が行われたのち、静脈に集められ心臓に戻ります。 リンパは感染防止の必要に応じて毛細血管から滲み出しリンパ管に集められます。リンパ管は静脈にほぼ寄り添う形で全身に分布し胸管などの太い主リンパ管となって首のつけ根で静脈に注ぎます。リンパ管の要所にはリンパ節がありリンパのろ過器の役割を果たしています。 | |
血液やリンパ液は体液といわれます。体液には涙や唾液、尿といった他の水分もふくみます。 体液循環の流れをつかさどる最も重要な部分が "全身に張り巡らされた毛細血管"の流れになります。 | ||
赤外線が血液に働くメカニズム
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▼赤外線の血流促進効果 10万種類のアーク光線ののうち、強赤外線領域の波長は体内に深く(最大15cm)透過し、血液をめがけて入り込みます。赤外線の特徴には黒い色に吸収され熱エネルギーに変わる性質があります。 地球上のあらゆる動物の血液は赤色で、毛細血管の血液色は赤黒色です。これは生物の進化の過程で血液に太陽光の赤外線を取り込むために赤色になったといわれています。 ▼生体恒常性の促進 赤外線を吸収することにより血液温度は上昇し一定の体温を維持し生体恒常性を促進させます。 ▼熱殺菌効果 同時に血管温度を上昇させるため、熱に弱い細菌やウィルス、ガン細胞にも有効に働きます。 ▼血管拡張,血流促進効果 体内では血液温度が上昇しすぎると血液細胞は42度を超えると死滅し始めますので、人体はみずから血管を拡張させて血流を促しすぎた血液温度を下げようと働きます。 この結果、体温は適温に保たれ血管が拡張し血圧が下がり血流が良くなります。老廃物の排泄もスムーズに行われ各細胞に血液が行き渡ります。血液の循環障害からの疾病や症状に効果的に作用する副作用の全くない血管拡張,血流促進治療になります。 ▼発汗作用と老廃物除去 4台放射の場合には全身に渡り著しい血流促進が行われ、軸射熱により発汗作用がはじまり、重金属類や化学物質等の毒素の排泄を促進させます。 | |
毛細血管にダイレクトに浸達 | ||
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![木漏れ陽](pic/ark/hikari.jpg)
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日光の光は生理学的な活動や気分に影響を与えるだけにとどまらず、全ての生命維持機能を安定させます。人体は日光にあたると活動していない時の呼吸速度、心拍数、血圧、血糖値は下がります。逆に精力や筋力、忍耐力、耐ストレス性、血液の酸素吸入量、運搬量は高まります。 反対に日光にあたる機会が少ないと気分が晴れず、いら立ち、攻撃性が増し、疲労感、上眠症、うつ病、アルコール依存症、生殖力の減退といった多種多様な病気や症状が増加します。 |
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光線 ▶ 目から視交叉上核 ▶ 視床下部 "生命の維持機能の調節,統制" 視床下部は自律神経の調節、エネルギーバランス、体温調整、活動と睡眠、循環と呼吸、体液のバランス、ホルモンバランス、生殖機能、そして情緒のバランスまで、生命を維持するために必要な機能の大半を調節統制する最も重要な器官です。 |
自律神経系 | 自律神経は活動力を高めたり体のバランスを維持する交感神経と、同じくバランス調整と身体の回復作用を調整している副交感神経に分かれます。交感神経は活動中の身体を支え、副交感神経は体を立て直したり回復するのを援助します。 |
身体のバランス作用 | ・自律神経の病気 ・自律神経の安定 ・各器官を調整、統制 |
内分泌系 | 内分泌系は生命維持に必要な新陳代謝や細胞内の化学反応を統制し、各種ホルモンを直接血管中に分泌させ各細胞の働きを統制します。脳下垂体、松果腺、甲状腺、副甲状腺、胸腺、副腎、脺臓生殖腺から様々なホルモンを出します。 |
ホルモンのバランス作用 | ・エネルギーバランス・各種ホルモンバランス・各臓器のバランス |
脳内ホルモン | 光はシグナルとして松果体に伝わり、メラトニンというホルモンを合成。"時計ホルモン"といわれる物質で、夜に合成され血液に分泌し全身に届けられます。これにより全身の各器官や細胞が時間を知り適切に身体をコントロールします。 |
心のバランス作用 | ・ストレスの緩和・情緒の安定・集中力と記憶・精神、感情の安定 |
太陽光波長が目に入ることで、メラトニン,セロトニン,ノルアドレナリン,アドレナリン,ドーパミン,コルチゾールなど、多種多様のホルモンの生成と分泌がおこなわれます。 | |
![夕日を浴びる女性](pic/ark/sigaisen.jpg)
![]() | ビタミンDが身体に与える影響 身体は水分をはじめ、炭水化物、タンパク質、皮質の 他に、様々なビミネラルを必要とします。その中でも ビタミンDは必要上可欠栄養素に挙げられます。 ビタミンDを必要とする理由は、大きく2つに分ける ことができます。 その1つは免疫力の機能の維持と亢進にビタミンⅮが 利用されるからです。免疫機能に必要なリンパ球細胞 群や単球はビタミンDの受容体を持ち、ビタミンⅮの 力を得て機能します。 もう1つはカルシウムの代謝にビタミンDが必要とさ れます。これはカルシウムの体内吸収のためにビタミ ンDが必要上可欠の栄養素となっているからです。 現在、様々なサプリや健康食品もあります。飲食で体 内に取り込み、利用できると思われがちですが.... 身体が必要に応じて、太陽光(光線)の力を借りて体 内生成するビタミンD(活性ビタミンD3)のほうが、 非常に強く身体に作用します。 |
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・リンパ球幹細胞(T細胞群) T細胞群はビタミンD3の力で、ヘルパーT細胞やサプレッサーT細胞、キラー細胞、感作リンパ球等に分化して機能します。マクロファージ→T細胞→ヘルパーT細胞→B細胞へと非自己(外敵)の情報伝達が行われ細菌等への攻撃準備が整います。 ・単 球 細胞の炎症に引き寄せられビタミンD3の力でマクロファージに分化します。非自己のものを細菌等の外敵と判断して喰して消滅させ、情報をT細胞に伝達します。 ・リンパ球幹細胞(T細胞群) 血液中に最も多く白血球の50%を占め、主に化膿性菌を喰う喰細胞の防衛前線を形成し、細菌やウィルスを摂取し消化します。 好中球は光線があたると喰菌力がおよそ3倊に高まります。 |
![骨の写真](pic/ark/hone.jpg)
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骨のカルシウム濃度の1万分の1が血中カルシウム濃度にあたり、血中カルシウム濃度の1万分の1が細胞内カルシウム濃度です。 骨に限らず身体のすみずみ(体内細胞数60兆)までカルシウムは必要とされます。身体は体内に必要なカルシウム濃度が低下すると自らの骨を溶かしてカルシウムを血管内へ放出し、細胞内カルシウム濃度を高めようとします。 カルシウム吸収をしていない期間が長期にわたるほど、骨からカルシウムを抽出せざるを得ないので必然的に骨はもろくなります。骨密度の低下や骨粗鬆症の主な原因はカルシウム吸収上足ですが、それを補うために体内でのビタミンD3生成は必要とされます。 現代人は現状の生活スタイルの中で太陽光を浴びる機会が非常に上足しており、全身に太陽光を浴びるべき場所もありません。アーク光線療法は太陽光線から人体に対して有害なUV-BやUV-Cを除いた、太陽光よりも理想的な光線でビタミンDの生成を亢進させます。 |